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読書感想文 「火花」

どうも。
定期的に本を読むtacconiです。
年間100冊!
とか読めればいいんだろうけどねー。
週刊少年ジャンプを含めていいなら、そのくらいになるかもしれない。


というわけで、今回は最近読んだ本、「火花」についての感想です。
そうですね。
お笑い芸人の又吉さんが書いた本で、芥川賞を受賞しましたね。
ちょっと前にね。


ずっと読んでみようかなーって思ってたけど、なんとなく手が出なくて。
ていうか、ハードカバーの本は値段が高くて。
今回、文庫本を発見したので、ようやく買いました。


で、その感想はというと。


あんまり面白くねえ。


最後の方が、ちょっとだけ面白い。
最初の方は、読むのがちょっと苦痛に感じた。
繰り返すが、あんまり面白くない。


いろんな小説家の人が言ってることだけども、小説は書き出しが一番難しいと。
書き出しさえ決まってしまえば、あとはスラスラと書いていけるもんだ、という話を、以前、どこかで聞いたような気がします。


これについては、マンガ家の荒木飛呂彦も、「マンガは最初の3ページで読者の心をとらえて、最後まで読んでもらえるようにするのが大事」と語っています。
小説でもマンガでも、書き出しが大事ということなんでしょう。


だからねえ。
この「火花」はねえ。
とりあえず、書き出しで俺の心をとらえることはなかったなあ。
短い作品だから、なんとか気合で最後まで読めたけど。


まあ、文章とか単語の言い回しとかは、個人の好みにもよると思うんだけどもね。
意外とクセがないというか、お笑い芸人という経歴の割には、小説家然とした文章を書くんだな、と思いました。


主人公であり語り手である徳永という若手お笑い芸人は、著者である又吉さん自身がモデルでしょう。
その徳永が弟子入りして、深く関わっていくこととなるのが、先輩芸人の神谷という人で。
「火花」という作品の9割が、この二人の関係性を描いたものなんですが。


まあ何というか、徳永と神谷のやり取りは、又吉さん自身の心の中の議論って感じだよなあ。
どちらも、彼の人格とか考え方の一部って感じです。


だから、あんまりよく分からん。
その辺にいそうな人物でもないし。
二人にだけ分かるような表現が多いし。


ていうか、二人の人物を人間として理解させるような表現が少ない気がするんだけどな。
又吉さんの心の中の声をそのまま出している感じで。
あんまり読者に理解してもらおうと思ってないというか、そうさせる努力が足りないような気がします。


独白のような小説です。


だから、又吉さんのようにお笑い芸人をやっているとか、目指している人にとっては、共感できる部分があるのかもしれない。
結局、お笑い芸人の悲哀というか、お笑いに対する又吉さんの考え方を述べているような感じだから。
でもそれは、ぜんぜん笑えないけどな。


まあ、読めないほどつまらなくはないけど、200万部以上も売れるほど面白いとは思えないなあ。


蛇足だけども、こういう作品をすごい名作みたいな感じで売り出して、200万部以上も売っていくってのは、不況の出版業界にとっては仕方のないことなのかもしれないけど。
あんまりそういうことしていると、日本の文学界自体が衰退していくんじゃあないかな。



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自動車評論家って

どうも。
仕事の車はSUV、家庭用はミニバンに乗っているtacconiです。
SUVってのいうのは、なんだろう。
よく分かんないけど、「スポーツ・ユーティリティー・ビークル」のことなんだそうです。
「スポーツ用多目的車」ってことらしいです。


うん。
「スポーツ用の車」ってのが、よく分からんし。
「多目的車」って、車はもともと多目的に使うもんだと思うんですが。
まあ、よく分かんないけど、とにかく俺はSUVが好きなんです。


だって、車高が高いしね。
自分はそこそこ背が大きいので。
たまーに昔ながらの車高が低い車に乗ると、なんか窮屈に感じてしまう。


ミニバンも同じようなもんで。
車高だけでいえば、180㎝を超えるミニバンも珍しくない。
車内で、子供が立ち上がって移動できるなんて、昔の車では考えられなかったよな。
まあ、洗車するのはクソめんどくさいんだけどね。


そんな感じで、俺がSUVとかミニバンに乗る理由は、「広い(天井が高い)」という要素が大部分を占めていたりします。
今のSUVとミニバンは共に二台目になります。


でもなんか。
このSUVというジャンルの車は、どうも自動車評論家という人にはウケが悪いような気がするんですよね。
ネットとか雑誌とかで、色々記事を読んだりするんだけど。
あんまり評判がよろしくない。


たまに評価の高いような記事を目にしても、
「SUVにしてはよく走る」、「SUVとしてはいい乗り心地」
とか、そういう感じ。


うーん。
何と比べてんのかね?


俺の印象としては、いまや新車の売り上げの主流って、ミニバンとかSUVだと思うんですけど。
そうでもないんですかね。
そのメインストリームに対して、「○○にしては」なんていうのはさ、
「ウィンドウズ95はマックと比べるとアレだな」
って言ってたような、あんな感じのこそばゆい印象受けちゃうんですけど。
それでいいんですかね、自動車評論家っていうのは。


まあ、結論から言ってしまえば、自動車を買う人間の大部分が、自動車評論家の意見なんか求めてないと思うんだけどね。
自動車を買う前に、雑誌とかネットとかで研究してる人、どれくらいいるかな?
とりあえず、車屋さんに行って、試乗してみようというケースが多いんじゃないかね。


車の印象って、人それぞれだからね。
乗り心地、走り心地って言っても、それも人それぞれ、感じ方が違う。
「この走り心地は最高だ」っていう車に乗っても、あんまりそう感じなかった例は、俺もけっこうある。
メーカーが自信満々に開発した最新型の車でも、ぜんぜん売れないこともけっこうある。


あれだけ開発と生産に手間がかかるものでありながら、何がヒットするのか分からないという、恐ろしい製品でもあるんだよな、車ってのは。
だから、評論家の人も、何を書けばいいのか分からないところもあるのかもしれないけど。
もうちょっと、家庭用というか、生活に則した自動車の評論があってもいいんじゃないかと俺は思う。


「最高速度は300キロ! しかもこの加速! 高速コーナーでもぶれない!」
とかさ。
俺は時速300キロなんか、一生出さない自信がある。
加速力とかどうでもいい。
コーナーっていうか、曲がるときにはブレーキ踏めよ、危ないから。


なんだろうね。
300キロなんか、普通の人は絶対出さないスピードだし、もちろん違反なんだけど。
「その気になれば、300キロのスピードを出せる車なんだ」
という安心感というか、自負心みたいなものが手に入るのかね。


「高速で曲がっても大丈夫ということは、普通のスピードで曲がれば、ぜんぜん大丈夫」
みたいな。
限界性能が高い車に乗っていれば、安心感というものは確かにあるのかもしれない。
いわゆる「100人乗っても大丈夫」ということか。


そういう限界性能を追求するのは、一般のドライバーにはちょっと難しいから。
サーキットを借りたりして、評論家とかプロのドライバーとかに試してもらうのがいいのかもしれない。
まあしかし、そういうことは車を作るメーカーが開発の段階でしてるだろうし、するべきだけどな。
人それぞれに基準が違う、「乗り心地」、「走り心地」なんかを堂々と語る自動車評論家ってのは、どうかと思うんだよなあ。


とりあえず俺は、SUVが大好きだし、評論家がけっこうな割合で薦める、昔ながらのセダンみたいな車には乗る気がしない。
やっぱり、評論家っていうのは、年齢が高い人が多いのかね。
だから、ああいうものを薦めるのか。


30年後くらい、どういう車がメインストリームになっているのかわからないけど。
その時は俺も、「昔ながらのSUV」に乗ってたりするのかね。


気ままにゲーム批評 第8回 「モータルコンバットXL」

どうも。
なんというかもう、備忘録的にこのブログを利用しようかと考えているtacconiです。
自分が忘れないためにね。
このブログを読み返して、一番楽しんでいるのは、俺自身なので。


というわけで、今回は「モータルコンバットXL」のゲーム批評です。
超久しぶりに更新するのに、すっごいコアな内容です。
だから、備忘録なんです。


この「モータルコンバットXL」というのは、2015年に発売された「モータルコンバットX」に、ダウンロードコンテンツが全部入った、ボーナスパック的なバージョンなんだそうです。
すごいですねー。
こういうことをされるから、ダウンロードコンテンツとか買う気がしないんですよねえ。


ん? なになに?
「ダウンロードコンテンツをいち早く入手すれば、他の人に自慢できるよ」って?
なるほど。そういう考え方もあるかもしれない。
でも、ちょっと待ってよ。
俺は、モータルコンバットをやっているなんて、他の人には知られたくないわ。
それは、大人のマナーですよ、もう。


だって、この「モータルコンバットXL」はさ。
当然のように、日本では発売されていない。
手に入れるとしたら、ネット通販で海外版のソフトを手に入れるとか、海外のPSアカウントを取って、ダウンロードするとかしかない。


ちなみに、俺はアマゾンで北米版を買いました。
注文から到着まで、約一か月かかりましたね。
ちゃんと届くのか、不安でしょうがなかったです。


なぜ、日本で発売されていないのか。
うーん。
・・・・・・・。
グロイからじゃね?
それに尽きるかも。


なんせあの、国民全員に拳銃の所持が憲法で認められていて、マシンガンやライフルなどによる無差別大量殺人事件が定期的に起こっている国、アメリカで年齢制限がかけられるくらいのゲームだからね。
テレビゲームが脳によくないとかマジで議論されていた国、日本では、なかなか発売するのが難しい。
あるいは、発売しても売れないと思われているんでしょう。


でも俺は、ずっと前から欲しかった。


ホントにね、このモータルコンバットシリーズは。
25年位前からあるんですよ、実は。
最初はアーケードゲームとして発売された。
そのころは、日本のゲーセンにもちょいちょい置かれていた。
「ストリートファイター」などに代表される格闘ゲーム全盛の時代。
実写取り込みの珍しい格闘ゲームとして、強烈なインパクトを放っていたんです。


でもねえ。
当時はお世辞にも、ゲーム性が高いとは言えなかった。
「なんじゃこりゃ。やっぱストツーの方が面白いわ」っていうのが、正直な感想でしたね。


だいたい、すごい気持ち悪かった。
主人公らしいキャラがいないし。
誰を使っていいのか分からない。
たぶん、日本ではあきれるくらい売れなかったんだろうなあ、と思います。


でも、そこであきらめなかったのが偉いね。
ゲーム会社として、どういう経緯があったのかは知らないけど。
日本ではイマイチだったけど、アメリカではヒットしてたらしいからね。
さすが暴力の国、アメリカ!


20年以上作り続けて。
もともと2Dゲームだったのに、3Dが流行ればあっさりと3Dに乗りかえたりして、結局また2Dになって。
「このキャラはこうでなくちゃいけない」とかいうポリシーとかしばりにとらわれずに、どんどんキャラ変更して。
シリーズ10作目にあたるというこの「モータルコンバットX」および「XL」は、すごくいいゲームに仕上がっていると思います。


まあ俺は、子供のころにちょこっとやった初期の「モータルコンバット」、せいぜい「3」くらいまででしょうか。
それしか知らなかったんだけども。
日本では発売されてなかったので、ずーっとやりたかったんだけども、海外から輸入してまでやろうとは思わなかった。


まず、何がいいかというと。
グラフィックがいい。
すっごい絵がキレイ。
なんかこう、日本のゲームではあんまり見ないリアルな方向にキレイな絵です。


なのでもちろん、モータルコンバットではお馴染みのブッシャーとかグッシャーとかも、すんごいキレイに見えます。
そこ、一番大事ですよね。


どういう人が、どういう気持ちで、こういう映像をつくるんだろう。
と、ちょっと不安になってしまうくらいのクオリティの高さです。
それをプレイして楽しんでいる自分もちょっと不安です。


特に、格闘ゲームでの超必殺技にあたる、X-Rayムーブとかね。
最初見たらビックリするよね。
おぉい!
って、一人で叫びたくなる。


ストツーとかKOFとかの格闘ゲームの必殺技といえば、ハデハデじゃないですか。
ぶっといビーム光線出したり、ドッカンドッカン叩きつけたり。
モータルコンバットは、そうじゃない。
あえて、違う道を選んだ。
ヤツらは、体の内部をリアルに破壊することを選んだんだ。


ナイフで体ザックザク、鈍器で骨ボッキボキ。
おい、もう死んでるよ! っていうのが、このゲームの超必殺技です。
でも、他のゲームのキャラなんかも、ナイフくらい使うしねえ。
ある意味、こっちの方が正確な描写なんだよねえ。


そして、音がいい。
格闘ゲームに限らず、ゲームって音が大事だと思うんですけど。
特にこのゲーム、効果音がいい。


敵を殴る音とか、刺す音とか。
もちろん、リアルにどんな音がするのか分からないけど、たぶん、リアルな音とは違うんでしょう。
でも、間違いなく質はいいですよ。
やっぱり、ハリウッド映画の効果音に近いと思う。
いい音は、ゲームにリズム感をもたらすし、臨場感とか没入感も与えてくれます。


それで、ゲーム性も高いと思う。
俺も最近の格闘ゲームの第一線をおさえているわけではないので、あまり大げさなことは言えないんだけど。
2D、3Dの主要な格闘ゲームは一通りやっていて、それらと比べてみても、決して見劣りするレベルではないと思う。


今現在、数十時間プレイしての感想は、グラフィックは2Dだけども、3Dに近いシステムなのかな、という感じ。
そして、日本のゲームとは別な路線での進化を遂げてきた格闘ゲームだけに、すっごい独特のクセがある。


だって、ストツーの「リュウ・ケン」みたいなキャラがいないもの。
「コイツが割とスタンダードなキャラかな」って思うヤツでも、けっこうクセがある。
だから、本当にクセがあるキャラってなると、もうマジでどうしていいかわからない。
今までの俺の格闘ゲームでの経験を、ちょっと覆さないといけないようなキャラばかりです。


なんせ、飛び道具が相殺できないからね。
格闘ゲームのキャラといえば、飛び道具ですよ。
波動拳とかヨガファイアーとか、扇子とかナイフとか、色んなものを投げますよ。
でも色々違いはあっても、それらは相殺できるのが常識です。
そんな風に考えていた時期が、俺にもありました。


よーく考えればそうだよ。
なんで波動拳が投げナイフに落とされるんだって思うよ。
でも、それをマジで採用するなよ。
そこはもう、暗黙の了解でいけばいいものを、実際にやってしまう。
そんなゲームです、コレは。


必殺技の無敵時間とか、コンボのつながり方とか、キャンセル必殺技とか。
ホントに日本のゲームの常識がちょっと通用しない部分があって。
そこはけっこう戸惑ったりもするんですが、まあ、慣れですね。


難点としては、難易度を「HARD」より上にすると、とたんに敵が強くなります。
こっちの攻撃をガードするようになって、鬼のようなコンボを決めてきたりします。
画面端に追い込まれて、攻撃をかぶせられたりすると、逃げ出す方法が限られてくるというのが、ちょっとマイナス要因ですね。
しかしまあ、それは、どんな格闘ゲームにも多かれ少なかれあることかと思います。


ストーリーモードとか、各キャラの隠し要素開放とか、一人プレイでのやり込み要素も充実してて、オンライン対戦が嫌いな俺でも満足できます。
キャラの数も多いし、何よりジェイソン、エイリアン、プレデター、レザーフェイスというホラー映画界のスーパースター達でプレイできるというのが、素晴らしい。
それだけでも、このゲームを買う価値があると思います。


しかし、最大の難点はというと。
当然と言えば当然なんですが。
ゲーム内の説明とかもぜんぶ、英語だってことですね。
これがすごいめんどくさい。
ストーリーモードなんかでは、単語を調べながらプレイすることもしばしばです。


あと、これも当然っちゃ当然なんだけど。
ネットで検索しても、情報が少ない。
攻略法とか、隠し要素とか、調べるのが大変です。
ただこれも、英語で調べると、たくさん出てくるんですけどね。
日本語の攻略サイトがあまりに少ないってことです。


なので、俺が実際にプレイして分かったこととか、随時書いていけたらなって思います。








ジョジョの件

どうも。
30年ジョジョを読み続けているtacconiです。
最近はちょっとリアルタイムというわけにはいってないんですが。
単行本でまとめて読むという感じですかね。


私の記憶が確かなら、第7部である「スティール・ボール・ラン」の途中で、週刊少年ジャンプから月刊のウルトラジャンプに移動したと思うんですが。
そのあたりから、雑誌では読まなくなりましたね。
マンガ雑誌もけっこうかさばるからね。
何冊も買うのは、ちょっときびしいです。


しかし、やっぱりそのあたりから。
「スティール・ボール・ラン」のあたりから、「ジョジョは変わった」と、俺は思っています。


これが週刊から月刊にうつるということなのかなあ、と当時は思ったような気がするんですが。
あと、ジャンプとウルトラジャンプでは、読者の層も違うのかな、と。
なんとなく、大人向けになったというか。
少年マンガ的な要素が減ったような気がします。


現在進行中の「ジョジョリオン」では、さらにそうですよね。
「岸部露伴シリーズ」とかもそう。
ちょっと大人に向けての読み物的な要素が増えているのかな、という気がします。


初期の第一部とか第二部は、さすがに少年マンガ的な要素であふれているもんなあ。
必殺技とか修行とか、生き別れの家族とか因縁のライバルとか。
それでも、あの当時では十分に異彩を放つマンガだったんですけどね。


しかし、そうやって少しずつ内容とかテーマとかを変化させながらも、30年間マンガ界の第一線で活躍するというのは、ハンパじゃないと思います。
40年続いた「こち亀」というマンガが終了してしまった今、「ジョジョ」が長寿マンガの代表」と言ってもいい状況なのかもしれませんね。
いや、素晴らしい。


と、こんな風に「ジョジョ」をほめるのも久しぶりです。
別にわざわざほめなくても、「ジョジョ」が素晴らしいマンガ作品であることは、世の中に広く周知されていますからね。
ねえ。


だから、実写映画なんか作らなくていいって言ってんだろうが、バーカ!
ってことです。


この際だから、はっきり決めとこうよ。
実写映画ってさ。
原作マンガにとっては、不幸以外の何物でもないよ。



もうここで終わらせよう。
呪われた歴史は。
誰もが不幸になる、こんな無駄な行為は。



マンガを実写映画化しちゃダメ!
あるいは。
映画化するのは、売れてないマンガじゃなきゃダメ!


映画界の人もさ、情けないと思わないのかね。
人気のあるマンガに乗っかって、どうしたってある程度の収益が見込めるものを作るよりも。
人気のないマンガを題材にして、俺が大人気の映画を作ってやるよ。
って。
そういう意気込みがほしい。


逆に、そのくらいの意気込みがないと、いい映画にならないと思う。


宣伝の仕方も、いちいち腹が立つよな。
「豪華俳優陣が勢ぞろい!」
とか。


ジョジョの原作のキャラ以上に、魅力的な俳優なんか、存在しねえ!
はっきりしようぜ。
原作が上! 映画が下だ!
一定以上の人気があるマンガにとって、実写映画化は名誉なことでもなんでもないんだよ!


日本映画なんか、どのくらいの人間が見てるってんだよな。
「千と千尋の神隠し」が2300万人の動員数で歴代一位。
「ジョジョシリーズ」の単行本の発行部数は、9000万部だ、バカヤロー!


「ワンピース」にいたっては、単行本が3億部だからな。
少なくとも、日本映画よりも日本のマンガ業界の方が巨大な市場であることは間違いないんだよ。
だから、マンガの実写映画ってのは、いわばマンガを食い物にする寄生虫みたいなもんなんだよ。


寄生虫みたいな映画監督が、ゴキブリ映画で失敗して、また別な宿主を探し当てましたって感じだろう。
いや、マジで。


出演者もさ。
豪華だななんだといってもね。
10年後に残っている俳優が、何人いるんだろうね。
「ジョジョ」という作品を、アンタらが食いつなぐためのものにしてほしくないんだよね。


せめて、劇場公開とかじゃなくてさ。
ネット配信ドラマとかにしてほしいわ、マジで。


気ままに映画批評 第32回 「テラフォーマーズ」

どうも。
映画を見ると、ブログを更新しようかなという気になるtacconiです。
もちろん、全部の映画の感想を書きたくなるわけではないんですが。
ブログに書きたくなる映画は、やっぱり面白かった映画か、あるいはすごくつまらなかった映画ですね。


というわけで、今回の「テラフォーマーズ」はすごくつまらなかった方の映画です。
いや、映画ファンならもう知ってますよね。
この「テラフォーマーズ」が、おそらく今年一番の地雷映画だってことは。
数々の映画批評サイトやブログなどで紹介されていましたからね。
公開前からね。


なんでだろう。
それこそ、あちこちのブログやサイトなどで、「なぜ面白くないか」ということが、熱心に議論されたりしています。
ええ、そうです。
この映画が万人に向けて面白くない映画であることは、もはや前提なんです。


面白いかどうかではなく、どう面白くないのか。
事態はすでに、そういう段階に入っています。


俺が思うに、この映画は、「よおく読めば、実はたいして面白くないマンガであることが分かる原作コミックを、よく読まずに作ってしまった」ということだと思います。
そうです。
マンガが原作の映画というのは、よく評価が極端に分かれます。
原作よりもつまらないとか、原作の雰囲気をぶち壊しにしてしまったとか。
その点、この映画は大丈夫です。


原作も、実はたいして面白くありません。


ストーリーは、深く作ってありそうに見えますが、実はたいして深くありません。
世界観も、一見してかなりしっかりと作りこんでありそうですが、実はたいして作りこんでいません。
キャラクターも、みんな違うように見えますが、根っこの部分はほとんど同じようなキャラです。
そして、このマンガは原作者と作画が別なんですが。
絵もぱっと見うまそうに見えますが、実はそんなにうまくないと思います。


ホント、全部ぱっと見のマンガです。
これは、火星に行ったらゴキブリが巨大に進化していた、という出オチのマンガにはぴったりだったと思いますが、それ以上のことは何もありません。
このマンガは、現在18巻まで出ているようですが、第一話、第一巻を超えるインパクトは、一切出てきません。
本当に、出オチのマンガです。


いや、ついマンガの批評になってしまいましたが。
そのぐらい、原作ははったりというか、見せかけに満ち溢れていますので、それを元にして作った映画が面白くなるはずがないということです。
逆に、これで面白い映画ができてしまったら、それは間違いなく監督の手腕だと思うんですが。
もちろん、そんなことはありません。


俺がこの映画を観たときに、一番「監督、やる気あんの?」と思った部分は。
音楽や効果音があまりないことでした。
ホントにあんまりない。
普通のSFとかアクション映画の半分よりはるか下、5分の1くらいの音の量です。


宇宙船に乗って、火星に行くって話なんだからさ。
ロケットに乗っている間、いろんな音がすると思うんだよね。
機械の電子音とか、エンジンの音とか。
人の足音すらしない。
音って、臨場感を出すためにすごく大事なんだな、ということに気づかせてもらえる映画でした。


あと、BGMもね。
ほとんどの場面で、無音です。
これは小劇場か何かのお芝居なのかって思うくらい、無音です。
人の声しかしない。


かの有名な映画監督であるスティーブン・スピルバーグは、映画の中の音楽について、こう語っています。
「映画監督の力で、観客の目に涙をためることまではできる。しかしその涙をポロリとこぼさせるのは、音楽の力なんだ」
と。
名言です。


俺も詳しく知っているわけではありませんが、映画を作るとき、どの場面でどんな音楽を挿入するかというのは、かなりの部分、監督に委ねられていると思います。
演技をしている役者さんの問題ではありません。
映像を取ったカメラマンの仕事でもありません。
どんな音楽を使うは、歌手とのタイアップとかいろんなしがらみもあるかもしれません。
しかし、音楽自体を入れるか入れないかと決定したのは、おそらくはこの映画の監督の仕業ではないかと思います。


音楽すら選ばない、入れないって。
「この監督、やる気あんのか」って、本当に思いました。


映像がつまんなくても、音楽でカバーできる部分って、けっこう大きいから。
音楽だけ印象に残る映画っていうのも、けっこう多いから。
サボるなよ。
ちゃんと選んで、入れようよ。
あんな無音な時間が長い映画、久しぶりに見たよ。


要するに、一事が万事です。
音楽すら入れてないんだから、全部そんな感じでいい加減です。
誰に向かって、何を訴えたくて作っているのか、さっぱり分からない映画です。
ただただ原作を実写で撮ろうとしただけの映画です。
その原作もたいして面白くありませんから。
そういう映画です。


「テラフォーマーズ」
20点。



DVDでも借りたこと、時間を使ってしまったことを後悔しますから。
映画館で観た人は、本当に気の毒だと思います。












プロフィール

tacconi

Author:tacconi
鹿児島在住の会社員。
ピザ好き。
カメラ好き。 
CANON 70D 使用。
ユベントス大好き。

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